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STORY ~リベラハンズが生まれた背景の物語~

LIBERA HANDSが生まれた背景には、代表 吉川美有紀のこれまでの人生の物語があります。

お金の流れを身近に見て育った子ども時代

 

私の両親は小さな中華料理店を営んでいます。

住居と店舗がつながった家でしたから、親が働いてお金を稼ぐ姿を毎日見て育ちました。

そんな毎日の中で、自営業の大変さも子ども心に感じとっていましたが、職人気質の父が料理をつくることが大好きであること、明るい母が接客が大好きであることも感じとっていました。

両親は、好きなことや得意なことをして、お金を生み出す姿を見せてくれていたわけです。

 

また、お客様が『美味しかった、ごちそうさま』と言ってお金を払って下さり

両親が『ありがとうございます』とお金を受け取ること

八百屋さんや肉屋さん、麺屋さんからの仕入れのためにお金を支払うこと

そして、母が毎日、帳簿を付けることを見て育った環境は、お金の流れが身近に見える世界でした。

人の思いやニーズを乗せてお金が循環していくこと、その流れを記録して管理すること、

それを子ども時代から知ることは、お金と幸せな関係を築いていく上で、

とても役立つことだと大人になってから改めて思います。

 

 

お金がない世界とお金がすごくある世界

 

離婚後のある期間、ホテルや簡易宿泊施設で寝泊まりする生活を送っていたことがあります。

元専業主婦だった私の個人名義の口座にはあまりお金もなく、すぐにお金は底を尽き、公園のベンチや

ファミリーレストランで夜を明かす経験もしました。

体調を崩して病院に駆け込んだ時、お財布にあったお金は500円を切っていました。

 

その後、人生を再生させるべく働き始め、スーパーで試飲・試食を勧めるマネキンの仕事や、宝飾店での仕事、高級エステサロンでの受付の仕事、保険営業の仕事など様々な仕事をする中で、『お金』は、私にいろいろな

表情を見せてくれました。

 

小さなダイヤモンドの指輪は、その輝きやグレードによっては、軽く数十万円を超える値段になります。

2000万円以上の値段がつくブランド物の時計も、その価値を見出して買う人がいます。

セレブな奥様が常連客であるエステサロンでは、1個3万円以上の洗顔石鹸が普通に売れていきました。

 

「お金ってなんだろう?」

その問いは、いつも私の中にあり続けました。

こころとお金というテーマ

 

その後、ファイナンシャル・プランナーの仕事、そして、コーチの仕事をするようになり

「お金ってなんだろう?」という問いに、自分なりの答えを求めてきました。

 

FPのご相談では、お金の相談や不安でありながら、

実はその奥に『こころ』の問題が大きく絡んでいることがよくあります。

 

いくらお金があっても、自分の芯がない人は、情報や人に惑わされ、

お金を自分が望む幸せな人生を築くために上手く活用することが出来ません。

いくら高額の収入を得ていても、その人が幸せであるとは限りませんし

いくら貯蓄をしても、未来に対する不安を抱え続ける人もいます。

遺産相続が争続になってしまい、家族の絆が絶たれてしまうこともあります。

 

『どの商品がいいんですか?』

『老後はいくらあったら大丈夫ですか?』

『どうしたら得ですか?』

 

その前に大切なのは、

自分が何を大切にしたいのか、本当はどんな生き方を望んでいるのかを知り

そのためにお金という道具を活かすという視点です。

 

またコーチングのセッションでは、『お金』が大きな課題になることがあります。

自分が本当にやりたいことを仕事にしたいと願いながらも、

『お金』の不安から一歩を踏み出せない人

逆にお金のことを見ることを避けて突き進んでしまう人もいます。

また、『お金』に対する不安やメンタルブロックから、生きにくさを感じている人もいます。

 

『お金のことは、よくわからないんです。』

『投資って、なんだか怖い気がして…』

 

大切なのは、自分のお金の流れをつかみ、管理し、必要な情報を取捨選択した上で

主体的にお金という道具を活かすという視点です。

 

お金は人生を築いていく上で、とても役立つ道具である

どう活かすかは、自分次第

この当たり前のことが、私がこれまで多くの方に『こころとお金』の両面から

関わってきて得たシンプルな答えでした。

 

そして、さらにそのお金を本当に活かすことによって

 

自分らしい人生をクリエイトしていくことが出来る

自分らしい人生を表現し、社会や世界とつながっていくことが出来る

 

お金はそんな可能性にあふれた道具だと今は考えています。

 

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